法律 留保について

法律イコール正義ではない

法律とは、その国の国民が守ることを義務とする規則です。長い歴史の中では、様々な法が定められてきましたが、法律イコール正義とは言いがたいものでした。国の制度である法の制定は、その国の権力者が作ります。従って、法に定められたことは、権力者に有利な制度とされてきました。人民を守るための法が作られるようになったのは、民主主義が定着してからのことです。しかしながら、民主国家であっても、法の不条理は存在します。法を犯した人間は当然裁かれるべきです。しかし、犯罪を立証するために、法を破る行為も罰せられます。数年前に新聞を騒がせた公務員汚職を暴露した事件もそうでした。不法行為を立証するために窃盗をする一場面がありましたが、不法行為そのものよりも小さな窃盗の方が罰せられるという局面になりました。その後、公務員の不法行為の証拠も固まり、窃盗行為への判決は留保となりました。わが国の法律の一面を考えると、釈然としないものがあります。

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